寄付
当社グループでは、住友ベークライトグループの「基本方針」(社是)の考えのもと、交響楽団などの文化・芸術活動、自然保護や生物多様性の保全に積極的に取り組む「経団連自然保護評議会」などの環境保全活動に協力しています。『企業版ふるさと納税』として、秋田県、静岡県(南アルプス環境保全事業)、福岡県直方市(カーボンニュートラルの推進へ貢献)に引き続き、2022年度は藤枝市への寄付を行いました。
また、『2025年日本国際博覧会協会』、学校・教育、学術振興、研究開発、地域振興など、広範囲にわたって、直接ならびに特定の団体を通じて寄付などを行っており、より良い地球環境づくりのお手伝いをしています。
これからも、人々の明るい未来を創出するための支援を続けていきます。
障がい者支援
多様性を尊重し、さまざまな人々が共存可能な社会の実現に貢献する観点から、「一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)※」とパートナーシップ協定を締結し、障がい者サッカーの発展を支援しています。また、2022年から「パラリンアート®」の理念と活動に賛同し、障がいを持つアーティストが描いた作品を企業カレンダーに採用し、アーティストの社会参加と経済的自立を支援しています。
今後も障がい者と健常者が混じり合う共生社会を築いていく活動をサポートしていきます。
- ※一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、7つの障がい者サッカー競技団体を統括する機関。「広くサッカーを通じて、障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツの価値を享受し、一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献する」を理念に掲げ活動しています。
- ※パラリンアート®は「障がい者がアートで夢を叶える世界」の実現を目指し、民間企業と個人の協力で障がい者支援を継続できる社会貢献型事業として、障がい者アーティストの作品を企業・団体がアート利用するための橋渡しを担い、採用されたアーティストや障がい者施設へ報酬を支払うことで、彼らの社会参加と経済的自立を推進しています。
©画像提供:JBFA日本ブラインドサッカー協会
JIFFのロゴマーク |
パラリンアート®のロゴマーク |
障がい者アート作品を用いたカレンダー |
藤枝MYFCとのオフィシャルパートナー契約
当社は2018年度より、JリーグJ2に所属するプロサッカークラブ「藤枝MYFC」とシーズンオフィシャルパートナー契約を締結しています。同チームが当社静岡工場のある静岡県藤枝市の榛原地区をホームタウンとしていることから、サッカーを通じて町おこしを推進している藤枝市への協力や、地域貢献、従業員のモチベーションアップを目的に、パートナーとしての支援を行っており、 2022年度は、11月に「住友ベークライトスペシャルマッチ」が開催されました。
2022年度は好成績を上げ、2023年度は、J2リーグが戦いの舞台となります。
2022年度のスペシャルマッチデー ©2022 FUJIEDA MYFC
J2昇格 横断幕 |
2022年度のスペシャルマッチデー |
2022年度のスペシャルマッチデー |
近隣住民との交流、地元行事への参加
近隣の住民との交流や地元の行事に積極的に参加し、地域との結びつきを一層強めるよう取り組むとともに、ボランティア活動・寄付行為などを通じて、地域の福祉向上に努めています。
そのほか、工場で行っている業務への理解を深めていただくための説明会、会社見学(工場見学)を積極的に受け入れています。
Kawasumi Laboratories(Thailand) |
SBカワスミ(本社・殿町) キングスカイフロントネットワーク協議会主催で川崎市の小学生を招いた夏の科学イベントが開催され、出展企業として参加しました |
SBカワスミ大分事業所(三重工場) |
[TOPIC]プロメラス(Promerus)のメンバーがアクロンSTEM高校でボランティア
プロメラスは、アクロンSTEM(科学、技術、工学、数学)高等学校と提携し、生徒に科学と工学のキャリアについてさらに学ぶ機会を提供しています。STEM教育では、技術設計プロセスを重視し、分野間のつながりを強調する方法で科目を統合し、調査と問題解決を通じて生徒たちの分析力と創造力を養います。
アクロンSTEM高校はアクロン大学のキャンパス内にあり、プロメラスのチームメンバーは5月、同高校での二つのイベントにボランティアとして参加しました。
まず、ゼネラルマネージャーのラリー・ローズ氏とシニアマネージャーのダグ・スキルスキー氏は、化学の授業で生徒たちにプレゼンテーションを行いました。彼らは、マイクロエレクトロニクス産業、そして化学がその産業とどのように関係しているか、博士号を取得するまでの道のり、化学と工学におけるキャリアの機会について話しました。
生徒たちからは肯定的なフィードバックがあり、中にはプロメラスの研究室を見学して私たちの研究についてもっと知りたいと表明した人もいました。
もう一つのイベントは、学習プレゼンテーションコンテストでした。分析化学者のゲイリー・マイヤー氏は、アクロン地域の産業界や学者のほかのボランティア数名とともに、STEM高校3年生のプレゼンテーションを審査しました。
生徒たちは問題ベースの学習の原則、つまり解決すべき問題の文脈にカリキュラムを組み込む、学習者中心のアプローチを適用しました。ゲイリー氏は、「このプログラムに参加し、地元の有望な高校3年生が周囲の世界を探索しながら成長していくのをじかに見ることができて誇りに思います。」と述べました。
プロメラスとアクロンSTEM高校は今後もパートナーシップを継続する予定で、来年度も知識を共有し学習を促進する新たな機会を楽しみにしています。
シニアマネージャーが化学の授業でプレゼンテーションを行いました
アクロンSTEM高校のバナーが展示されています
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