2025年5月9日
住友ベークライト株式会社 (本社:東京都品川区、社長:藤原一彦) は、住友ベークライトグループの2030年温室効果ガス削減目標 (1.5℃水準) について、SBTi (Science Based Targets Initiative) から認定を取得しましたのでお知らせします。
SBTiは、企業が地球温暖化を壊滅的なレベル以下に抑え、遅くとも2050年までにネットゼロを達成するために必要な温室効果ガス (GHG) 排出削減目標を設定できるよう支援・認定している国際的なイニシアチブで、2023年に英国で慈善団体として法人化され、現在CDP、国連グローバル・コンパクト、We Mean Business Coalition、世界資源研究所 (WRI)、世界自然保護基金 (WWF) がパートナーとなり、これまで7,000以上の企業がSBTiの認定を受けています。
SBTiにより認定を受けた住友ベークライトグループの温室効果ガス削減目標 (2021年度比)
区分 | 2030年目標 |
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スコープ1+2※1 | 総排出量を48%削減 |
スコープ3 (カテゴリ1,4,5,12)※2 | 総排出量を25%削減 |
※1 スコープ1:直接排出(燃料等)、スコープ2:間接排出(電力等)
※2 スコープ3:サプライチェーン排出、カテゴリ1:購入した製品・サービス、カテゴリ4:輸送、配送(上流)、カテゴリ5:事業から出る廃棄物、カテゴリ12:販売した製品の廃棄

住友ベークライトグループは、2020年3月に策定した「環境ビジョン2050」に基づき、温室効果ガス削減目標の達成に向けて取り組んでまいりました。
こうした取り組みの結果、当社グループが掲げた2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減する目標を、2023年度に前倒しで達成することができました。これを踏まえ、さらに高い目標として、2024年5月に「1.5℃目標」に適合した温室効果ガス削減目標 (Scope 1+2) を新たに設定し、この新目標がSBTiよりこの度認定されました。
住友ベークライトグループは、今後も「環境ビジョン2050」の実現に向けて、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
(参考)
本件に関するお問い合わせ
住友ベークライト株式会社 サステナビリティ推進部