情報セキュリティ管理体制
当社グループでは、情報セキュリティインシデント発生に備えた組織横断的機関である「SUMIBE-CSIRT」を設置し、定例会議などを通してトピックスの共有、情報セキュリティ事故発生を未然に防ぐための対策策定、事故発生時の対応手順の整備を行う一方で、有事の際には経営層を含めた対応や外部セキュリティ関係機関との連携を行う体制としています。
●情報セキュリティ管理体制
情報セキュリティ対策
情報セキュリティインシデントを予防するための具体的な取り組みとしては、不正攻撃の標的となる脆弱性への対応の徹底、セキュリティ対策製品の導入によるリスク検知、外部セキュリティ企業とも連携したサイバー攻撃の常時監視、外部機関によるセキュリティ評価等の対策を行っております。さらに、日本シーサート協議会やサイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)等、サイバー攻撃に関する情報共有や対応強化を行う外部団体に参加し、積極的な情報入手を図っています。引き続き、外部セキュリティ企業支援のもと、グローバルで連携したインシデント対応体制の確立を進めていきます。
また、差し迫るサイバーリスクに対しては、適宜当社グループ内に注意喚起を発信、また国内外の全役員、従業員を対象に、サイバーリスクのトレンドを踏まえた情報セキュリティ教育を定期的に実施する等、情報セキュリティインシデントへの予防強化と情報セキュリティへの意識向上に取り組んでいます。
セキュリティインシデント発生時の被害の最小化と早期復旧を図るべく、社内でのインシデント発生訓練に 加え、外部団体との合同訓練にも参加する等、体制の強化にも取り組んでいます。
社内セキュリティ人材の強化策として、国家資格である「情報処理安全確保支援士」の取得を進めています。また、日本国外の拠点におけるセキュリティ人材配置・育成も進めていきます。
重大なセキュリティインシデントの件数、情報セキュリティ教育受講率、情報セキュリティインシデント訓練の開催回数などについては「サステナビリティ関連詳細データ(ガバナンス)>リスクマネジメント関連」をご覧ください。
- 社内でのインシデント発生訓練
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