方針・基本的な考え方
環境方針 および 2026年度 重点施策(2026年4月1日更新)
1. 環境方針
SDGs(持続可能な開発目標) が目指す持続的な社会の実現に貢献するため、私たちはレスポンシブル・ケアに積極的に取り組み、「環境・健康・安全」の確保を最優先に考えます。 また、この取り組みを継続的に改善・進化させることで、社会的価値と企業価値の向上を目指します。
- (1)気候変動への対応に向け、SBT(Science Based Target) に基づいた温室効果ガスの排出量削減に取り組みます。省エネルギー推進と再生可能エネルギー活用を通じた排出削減を進めるとともに、新しい技術動向に注視しながら削減手法の継続的な検討を進め、サプライチェーン全体での温室効果ガス削減を促進します。
- (2)循環型社会の実現に向け、廃棄物削減と資源循環を推進します。製造プロセスにおける資源使用の最小化と効率化に加え、プラスチック資源のReduce(削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)、Renewable(再生可能資源の活用) を積極的に進め、環境に優しい社会の実現を目指します。
- (3)生物多様性保全を重要課題と位置づけ、事業活動における生態系への影響に配慮し、その最小化を目指します。また、事業所内ビオトープの保全をはじめ、地域社会との対話や環境教育を通じて、生物多様性保全に貢献することを目標に取り組みます。
- (4)各国の最新の化学物質規制を反映した管理システムにより法令遵守を徹底し、ステークホルダーに対して安全情報を適切に提供することを確実にします。また、有害物質・懸念物質の削減・代替を継続的に推進し、より安全で環境負荷の少ない物質への転換を進めます。
- (5)限られた貴重な水資源の重要性を認識し、水リスク評価に基づき、取水量の削減や再利用の推進に努めます。また、水質汚染の防止や排水管理の徹底を通じて水環境への負荷を低減し、地域の環境保全と持続可能な利用に貢献します。
- (6)事業活動に伴う環境負荷の低減を通じて、大気・水質・土壌の汚染防止および騒音・振動・悪臭の発生抑制に取り組みます。また、マイクロ・ナノプラスチックの発生抑制や海洋プラスチック問題をはじめとして、現在および今後生じる環境課題にも真摯に向き合い、改善に向けた取り組みを継続して進めていきます。
- (7)環境関連の法令・規制およびその他の適用される要件を遵守し、社員一人ひとりが高いコンプライアンス意識を持って行動します。
2. 適用
住友ベークライトグループの国内外の全事業所・関係会社
3. 2026年度 重点施策
- 省エネルギーおよび生産プロセス効率改善の推進
- 電化・廃熱利用によるScope1 の削減
- 水素・メタネーション等の新技術の適用検討(Scope1 削減)
- 太陽光パネルの導入推進によるScope2 削減
- Scope3(カテゴリー1)削減に向けてのサプライヤーエンゲージメント強化
体制(ガバナンス)
当社グループは、住友の事業精神を尊重し、経営理念を示した「基本方針」に基づき、社長を委員長とするサステナビリティ推進委員会およびその下部委員会からなる体制で、社会的課題を解決し持続的な成長と価値創造を実現することを目指しています。
環境マネジメントに関しては、当社グループの「レスポンシブル・ケア活動方針」、「環境方針」等に基づき、自主的に環境安全対策の実行、改善のためのレスポンシブル・ケア活動を進めています。
また、昨今において不可欠となった、カーボンニュートラルへの対応のため、カーボンニュートラル(以下:CN)推進委員会を組織し、CNの取り組みを当社グループ全体で強化・推進することを目的に、下部組織として「ライフサイクル部会」と「CN技術検討部会」も設置し、CN達成に向けそれぞれでの活動を推進しています。
●環境マネジメント体制図
環境マネジメントシステムの認証取得
当社グループでは、ISO14001を基本とする環境マネジメントシステム(EMS)を構築して認証を継続取得しています。
詳細については、下記のリンク先をご覧ください。
ISO14001認証取得割合
72%:拠点数ベース
(2025年3月末時点、製造拠点のうち取得拠点の比率)
リスク管理
当社グループにかかわる環境課題(温室効果ガス(GHG)削減、資源循環・廃棄物削減・汚染防止、水資源の保全、生物多様性保全、化学物質管理等)に関するリスクおよび機会の識別、評価、ならびに管理は、下記のページに記載のリスクマネジメント体制・リスクマネジメントプロセスに沿って実施しております。
指標と目標
当社グループにかかわる環境課題(温室効果ガス(GHG)削減、資源循環・廃棄物削減・汚染防止、水資源の保全、化学物質管理)に関する指標と目標は、下記のページに記載しております。
主な取り組み
マテリアルフロー
原料・エネルギーなどのインプット、および製品や環境排出物などのアウトプットを示しています。
当社グループでは、環境負荷の低減を目的として、環境への排出物の削減を進めるとともに、省資源の観点から原料・エネルギーおよび用水の節約に取り組んでいます。
また、カーボンニュートラルの実現に向け、CO2排出量の削減を積極的に推進しています。
今後も継続的な取り組みを通じて、環境への影響を最小限に抑えるアウトプット削減を図り、温暖化をはじめとする気候変動対策に貢献してまいります。
- ※1 用語集参照。SOx、NOx、ばいじんは排気ガスの分析結果や燃料使用量などから自社で定めた計算方法により算定し、国内のみのデータとなっています。
- ※2 下水道への排水量は、使用量の明細から算出し、海域・河川への排水量は、排水の流量計または水取水量から算出しています。
- ※3 CODは測定濃度と排水量から算定しています。海外のCODに関しては、測定は義務付けられている事業所を対象としており、測定に用いる酸化剤の種類(主に重クロム酸カリウム)が異なります。
- ※4 廃棄物中の有害廃棄物の数量は5,203t、非有害廃棄物は11,189tです。
環境対策投資
当社グループでは、2000年度より国内グループ会社における環境保全関連の投資額を集計しています。2024年度には、合計で9.0億円の投資を実施しました。
2020年度以降、カーボンニュートラルへの対応を見据え、本格的に太陽光発電の導入を開始しており、2024年度も各事業所への展開を進めました。
今後もCO2排出量削減に向け、積極的な投資を推進してまいります。
●2024年度の環境対策投資額
| 分類 | 投資額(百万円) |
|---|---|
| 環境への排出抑制 | 549 |
| 省エネルギー | 342 |
| 廃棄物処理、削減・リサイクルほか | 11 |
| 合計 | 901 |
●環境対策投資累計


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