航空機部品
PFAプリプレグ

製品紹介

PFAプリプレグ sbPFAロゴ

航空機内装に使われる素材は機内外で火災が発生した際に乗客・乗務員の安全確保のために火災拡大を防ぐ目的として厳しい耐火性能を求められ、各国の法規で規格が定められています。
そのため、航空機内装素材として長らく耐火性能の高いフェノール樹脂が使用されてきました。
近年のサーキュラーエコノミー志向の高まりを受け、当社ではCO2排出量の少ないソリューションとして非可食バイオマス由来のPFA (PolyFurfuryl Alcohol) をガラスクロス基材に含侵させたプリプレグsbPFA®を開発いたしました。

生産工場

研究所

特長

環境負荷低減と企業価値向上

従来のフェノール樹脂プリプレグでは困難だったカーボンフットプリントを49%削減し、航空機産業の2050年カーボンニュートラル目標達成に大きく貢献します。これにより、企業のESG評価およびブランドイメージ向上を促進。非可食バイオマス原料の使用は、持続可能な調達を可能にし、サプライチェーン全体の環境配慮を強化します。

高い安全性と既存プロセスへの適合性

航空機内装材に不可欠な優れた難燃性、低煙性、低毒性 (FST) 性能を確保しつつ、従来のフェノール樹脂プリプレグと全く同じように取り扱いが可能です。これにより、新たな設備投資や製造プロセスの大幅な変更なく、環境配慮型材料へのスムーズな移行を実現。製造効率を維持したまま、安全性の高い製品を提供し続けることができます。

CFP計算結果
  • プリプレグ向け従来フェノールレジン対比で、PFAレジンは49%削減。
  • 上記を用いたガラスプリプレグにおいて、フェノールガラスプリプレグ対比でPFAガラスプリプレグは43%削減。
Resin
Glass Prepreg
CFP試算条件
樹脂製造時のCFP試算条件
  • データベース:IDEA v2.3
  • 影響領域:100年指数(IPCC, 2013)
  • 特性化モデル・対象項目:気候変動
  • システム境界:光合成による吸収~原料採掘~樹脂出荷
  • 生産工場:静岡工場
  • データ収集期間:2023年4月~2024年3月

用途

航空機へのソリューション:サステナブル素材提案

環境対応で先行するEU航空機関連企業へのサステナブル素材を提案

環境対応で先行するEU航空機関連企業へのサステナブル素材を提案

仕様

sbPFA® プリプレグ
PFA含浸ガラス繊維プリプレグ

sbPFA® プリプレグは、バイオマス由来原料であるフルフリルアルコールから成るPFAを含浸させたガラスクロスプリプレグです。

ガラス繊維情報
スタイル - Eグラス #7781
織り - 8Hサテン
重さ g/m 295±6
厚さ mm 0.225±0.020
プリプレグ情報
樹脂タイプ - PFA
樹脂含有量 % 41
フロー %、121°Cで10分、0.3MPa 18
揮発性物質 %、121°Cで10分 <3

代表的な値であり、保証された数値ではありません。

プレス硬化サイクルの推奨条件
  • 温度 - 130°C
  • 加熱速度 - 3~5 ℃/分
  • 硬化時間 - 60分
  • 圧力 - 0.4~1.0MPa

航空機内装材料・成形品に関するお問い合わせ、資料請求はこちら。

TEL:
03-5462-4204

※受付時間 平日9:00~17:40