回路材料
高耐トラッキング性積層板 (開発品)

product ガラスクロス複合→高強度/ジアリルフタレート樹脂(熱硬化性樹脂)→絶縁・耐トラ、耐熱性

当社ではこれまで培ってきた配合技術を生かし、新素材や高付加価値商品の開発に積極的に取り組んでいます。
ジアリルフタレート樹脂(DAP樹脂)を用いて、高耐トラッキング性(900V)を有し、高電圧下で使われる 構造部材・絶縁板として使用可能な高絶縁積層板を開発いたしました。

研究所

  • HPP技術開発研究所

特長

ハロゲン・リンフリー

ハロゲン・リンフリーで、優れた耐燃性を有します。

耐トラッキング性 900V(UL2597 STT試験)

従来の耐トラッキング試験規格としてIEC 60112に基づくCTI (Comparative Tracking Index Test)がありますが、試験電圧の上限は600Vです。
部材の電気的特性の要求の高まりを受け、UL Standards & Engagementが策定した新規規格UL2597 (STT : Sueface Tracking Test)では、最大900Vまでの 電圧で試験が可能となっており、本開発品は900Vの試験結果を得られています。

耐トラッキング性に優れることから、構造部材として使用した場合の沿面距離の短縮や、絶縁部材の設計性の向上、部品数の削減ができる可能性が考えられます。

高絶縁性

DC4kV, 85℃/85%環境下で、≧300hrの絶縁性を維持(厚み0.4mm)。
絶縁材の薄型化、軽量化の可能性。

層間絶縁信頼性 印加電圧:4kV, 試験条件:85℃/85%

説明文

高強度

ガラスクロス複合材料であるため、樹脂成形材料と比べて高強度を有します。

高耐トラッキング製品ラインナップ

積層板開発品 成形材料 AM-3800 粉体塗料開発品
耐トラッキング性 900V(UL2597 STT試験)
特徴 高強度・高耐熱 大面積 高耐熱 成形加工 高耐熱 金属密着
基材・材料 ガラスクロス複合
熱硬化性(DAP)樹脂
ガラス繊維複合
熱硬化性(DAP)樹脂
熱硬化性樹脂
製品ページ 当ページ

用途

各種絶縁用構造部材

xEVや産業機器、電子機器の絶縁部品

  • 電動車の絶縁部品
  • ワイヤレス充電等のコイルの絶縁基板
  • バスバー基板、バスバーの絶縁、バスダクトの絶縁板
  • 電子基板の絶縁板

一般特性

項目 単位・条件 高耐トラッキング積層板
耐トラッキング性 V, UL2597 STT 900
耐燃性 UL94準拠
当社内にて試験
V-0相当
(0.8mm厚のみ)
絶縁層比重 - 2.1
絶縁破壊電圧 kV/mm 40
絶縁抵抗 Ω 25℃: 6.3 × 1013
175℃: 2.0 × 108
熱伝導率 W/(m・K), 25℃ 0.8
曲げ弾性率 GPa 23
誘電率ε (1GHz) 5.0
誘電正接tanδ (1GHz) 0.008

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