DX戦略の全体像
当社グループは、デジタル革新(DX)を成長のエンジンと捉え、4つのテーマに取り組むことで「2030年ありたい姿」に向けて持続的な成長を目指しています。「データドリブン経営を支えるシステム基盤の強化」では、多様なデータを統合・分析できるシステム基盤を整備し、経営の見える化や意思決定の迅速化を図ります。「先進的インフォマティクス技術による研究・開発力アップ」
では、Research Transformation(RX)※を推進し、研究・開発プロセスを革新。新製品の創出と開発期間の短縮を実現します。
「スマートファクトリー化による人生産性向上」では、IoT、AIを活用した生産ラインの自動化・最適化を推進することで柔軟な
生産体制を構築します。そして「デジタル技術を活用した業務変革」では、デジタル技術を基盤に業務効率化、生産性向上を促し、
従業員の創造性を最大限に引き出す働き方改革につなげます。

※Research Transformation(RX)とは、研究開発活動の効率性と効果を向上させる取り組みで、デジタル技術やデータ分析を活用し、研究プロセス全体を革新するものです。
担当部門メッセージ
データドリブン経営を支えるDX基盤を構築し、意思決定を高度化する
IT 推進本部長
林 史郎
データドリブン経営の実現には、柔軟かつ強固なシステム基盤の構築が不可欠です。全社的な業務プロセスの標準化と最適 化を進めるとともに、グローバルを含めた全拠点の情報をタイムリーに統合・可視化する基盤を整備し、常に最新のデータに基づいた、迅速かつ高精度な意思決定を可能にします。2025年度は要件定義から新システム構築を進めました。2026年度はユーザー教育や運用テストを行い、2027年度に新システム移行へと進めていきます。併せて、BI ツールを活用できる人材の育成にも注力し、従業員のデータリテラシーを高めることで、分析に基づく戦略立案と実行を支える体制を構築しています。また、生成AI等のデジタルツールを活用することで、生産性の向上と柔軟な働き方の実現を目指します。これらの取り組みにより、戦略的な事業展開を加速し、持続的な競争優位性を確立していきます。
デジタル人材を育成し、現場からDXによる価値創造を加速する
コーポレートエンジニアリングセンター長
岡 英樹
当社は経営の重要課題にも挙げている通りDXに注力しており、2025年度には「DX認定事業者」を取得することができました。「デジタル推進人材」の育成がグループのDXの鍵となります。これらの活動を進めることで「人生産性2.0倍(2023年比)」
を目指します。2025年度は「データサイエンティスト認定者数78人、スキル保有者239人・人生産性1.2倍」と経営の重要課題に掲げる目標を達成しました。また、各工場で進めている自働化、ロボティクスの活用により、品質を担保しつつ人生産性を向上させることができました。さらに各拠点での取り組みや課題を全社で共有することにより、当社グループ全体の底上げにもつながっています。
デジタル推進人材育成ではデータサイエンティスト認定者のフォローアップや職場でのデータ活用推進を今後も強化し、データおよびデジタル技術を活用した価値創造を加速します。


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