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フィルム・シート製品「カーボンフットプリント包括算定システム」の
第三者認証取得について

2022年9月30日


住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤原一彦)は、当社フィルム・シート製品での「カーボンフットプリント包括算定システム」を構築し、第三者認証を取得、システム運用を開始したことをお知らせいたします。

尚、本システムの認証は、ライフサイクルアセスメント(LCA)関連の第三者認証の実績がある一般社団法人サステナブル経営推進機構(以下:SuMPO)※1による審査を受け、取得しました。
本システムにより算定したカーボンフットプリントのデータは、SuMPOによる認証を得た結果を得た結果であり、信頼性の高い環境配慮設計(エコデザイン)に寄与します。

背景

近年、気候変動対策が企業経営上の重要課題となり、全社を挙げて取り組む企業が増加しています。このような中、カーボンニュートラル、ESG評価への対応の観点からリスクの回避、機会の獲得を目指す動きがビジネスにおいて潮流となり、カーボンフットプリント(ライフサイクルでのCO2排出量)の情報開示が積極的に求められております。同時に、その信頼性を確保の需要も急速に高まっています。


  • 「カーボンフットプリント」とは、製品の原料調達から廃棄・リサイクルまでの間に排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算したもの。
カーボンフットプリント

カーボンフットプリント包括算定システムについて

対象製品

食品包装用フィルム、医薬品用包装材料、半導体用カバーテープ、鮮度保持フィルムP-プラス®

食品包装フィルム

食品包装フィルム

医薬品用包装材料

医薬品用包装材料

半導体用カバーテープ

半導体用カバーテープ

鮮度保持フィルムP-プラス®

鮮度保持フィルムP-プラス®

カーボンフットプリント包括算定システム概要と特長

カーボンフットプリント包括算定システム算定範囲

システム構築にあたり、SuMPOのカーボンフットプリント包括算定システムに基づいて、当社独自の算定ガイドラインを制定しています。
さらには、SuMPOの認定を受けた内部検証員(エキスパート)を設置することで、信頼性の高い結果を提供することが可能です。
それにより、顧客の要望に応じたカーボンフットプリントのデータをタイムリーに届けられるよう努めてまいります。

カーボンフットプリント包括算定システム導入後のお客様へ提供できるサービスとメリット

本システムは、SuMPOによる第三者認証を取得しており、製品の原材料調達から製造・廃棄までのライフサイクル全体でのCO₂排出量を見える化し、第三者承認済みの算定結果をご提供することが可能です。
これにより、カーボンニュートラルへの目標達成の経過を把握するが可能となります。また、製品・サービスを通じて、効率的にステークホルダーへ正確な情報発信が可能となります。

カーボンフットプリント包括算定システム導入後のお客様へ提供できるサービス

今後の取り組みについて

住友ベークライトグループは、レスポンシブル・ケア活動方針に基づきグループ全体で環境の保全に取り組み、社会の持続可能な発展に貢献する活動の推進と貢献する技術の調査・検討を進め、各事業で適切な取り組みを行っていきます。

※1 一般社団法人サステナブル経営推進機構 概要
Sustainable Management Promotion Organization(略称「SuMPO」さんぽ)

SumPO

  • 代表理事:壁谷武久
  • 本社:東京都千代田区鍛冶町二丁目2番1号 三井住友銀行神田駅前ビル
  • 設立:2019年6月26日



関連情報

本件に関するお問い合わせ

住友ベークライト株式会社 フィルム・シート営業本部

P-プラス・食品包装営業部 TEL:03-5462-4220
お問い合わせフォームはこちらから

医薬品包装営業部 TEL:03-5462-4147
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産業用フィルム営業部 TEL:03-5462-4140
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