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鮮度を保つしくみ

青果物を”冬眠状態”にして長持ちさせるMA包装

野菜・果物などは収穫後も呼吸を続け、成熟・老化していきます。

青果物は収穫した後も呼吸をしています。呼吸を続けることで自分自身の養分を消費し、水分を発散させながら成長を続けて行きます。
そのため、時間の経過とともに成熟が進み、やがて老化による腐敗が起こって見栄え・おいしさ・栄養などの品質が低下します。
つまり、野菜や果物などの呼吸をできるだけ低く抑えること、それが品質低下のスピードを遅らせ、とれたての鮮度を長く保つためのポイントなのです。

MA包装は、「低酸素・高二酸化炭素」状態で青果物の呼吸を抑えます。

野菜や果物などの呼吸は、温度条件と大気中のガス条件に大きく影響を受けます。一般に低温状態では呼吸が抑制されるため、これを利用して低温貯蔵・輸送などが行われています。また、空気中の酸素や二酸化炭素の濃度によっても影響を受け、「低酸素・高二酸化炭素」の状態で呼吸が抑制されます。
この原理を応用したのがリンゴなどのCA(Controlled Atmosphere)貯蔵です。MA(Modified Atmosphere)包装とは、包装内の空気をCAに近い状態、すなわち外気からの酸素の取り入れと二酸化炭素の排出の量をコントロールすることで「低酸素・高二酸化炭素」の状態にし、青果物の鮮度を保つ方法なのです。

P-プラス®の秘密は、目に見えない小さな穴にあります。

P-プラス®の秘密は、きめ細かな透過量調整技術にあります。

P-プラス®にはフィルムにミクロ穴加工を施す等の方法によって、通常のフィルムより酸素の透過量を上げることが可能であり、中身の青果物の種類、重量、流通環境等に応じた最適なフィルム透過量を設定することができます。この透過量調整により、包装内の青果物が呼吸を続けるために必要な酸素を取り入れ、二酸化炭素を逃がすしくみになっており、フィルムの透過性と青果物自身が行う呼吸とのバランスにより、袋内を少しずつ「低酸素・高二酸化炭素」にして、やがて平衡状態になります。
P-プラス®は、それぞれの青果物に関する豊富なデータをもとに、個々の流通条件に合わせて微孔の大きさと数をきめ細かく調整する方法で、野菜や果物に最適な状態にコントロールします。そして呼吸が低くなる平衡状態、いわば青果物の“冬眠状態”を作り出しているのです。

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