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住友ベークライト S-バイオ事業部
からのお知らせです。

糖鎖関連製品 精製ラベル化キットBlotGlyco®に関する文献紹介
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従来の乳がんマーカーは感度や特異度が十分でなく、乳がんの早期発見にはより高感度かつ特異的な診断法が求められています。今回はInternational Journal of Molecular Sciencesに発表された論文Upregulation of Sulfated N-Glycans in Serum as Predictive Biomarkers for Early-Stage Breast Cancerをご紹介します。 本研究では、血清中の硫酸基化N型糖鎖を網羅的に解析し、早期乳がんの新たな予測バイオマーカーとしての可能性を検討しました。従来の方法では検出が困難であった硫酸化糖鎖を高感度に定量するため、グライコブロッティング法を用いた“サルフォグライコミクス”解析が採用されました。この手法では、糖鎖をBlotGlycoRで精製し、弱陰イオン交換分離、MALDI-TOF MS分析の組み合わせにより正確な定量が可能となりました。エチオピア人乳がん患者76例と健常対照20例の血清を比較した結果、13種類の硫酸化N型糖鎖が同定され、そのうち7種類が乳がん患者群で有意に増加していることが確認されました。 特にステージI〜IIの早期乳がんでこれら糖鎖の上昇が顕著で、診断精度を示すAUC値が0.8以上と高い結果が得られました。また、この糖鎖には、がん細胞の接着、免疫回避、転移に関与するルイス型抗原構造やシアル酸修飾が特徴的に見られています。本研究は、非侵襲的かつ高精度な早期乳がん診断法の可能性を示し、硫酸化糖鎖解析技術ががん診断だけでなく、他疾患の糖鎖バイオマーカー研究にも応用できることを示唆しています。

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S-BIOに関するニュースをお届けします。

12月にS-バイオウェブセミナーを開催!!
「BioStellar® Plateが拓く多臓器in vitroモデルの未来」

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当社は12月9日(火)午後4時より、S-バイオウェブセミナー「BioStellar® Plateが拓く多臓器in vitroモデルの未来」を開催いたします。
生体模倣システム(MPS)の第一人者である東海大学マイクロ・ナノ研究開発センターの木村啓志教授をお招きし、当社のオンチップポンプ型多臓器MPSデバイス「BioStellar® Plate」を用いたご研究成果などをご紹介いただきます。 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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プロテオセーブ®&ステムフル®キャンペーンを実施

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11月からタンパク質低吸着器材プロテオセーブ®および細胞回収用遠沈管ステムフル®のキャンペーンを実施いたします。両製品は表面に独自の低吸着コーティング処理を施してあります。タンパク質検体の調整や細胞回収の際に貴重なサンプルの吸着ロスを低減することができます。
今回のキャンペーンは当社メールマガジン「S-BIO Insight」にて新規登録いただいたお客様を対象に30%OFFのクーポンコードを発行いたします。お求めやすいこの機会に是非ご検討よろしくお願いいたします。

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日本薬物動態学会第40年会、日本動物実験代替法学会第38回大会の出展報告

当社は日本薬物動態学会第40年会(10/21-23, 京都)、および日本動物実験代替法学会第38回大会(11/1-3, 横浜)にて企業展示ブースを出展しました。当社ブースでは薬物動態・安全性研究をサポートするオンチップポンプ型多臓器MPSデバイス「バイオステラ プレート」やタンパク質低吸着容器「プロテオセーブ®」を中心に展示を行いました。日本薬物動態学会では当社研究員より「「バイオステラ プレート」の最新の研究成果を発表いたしました。
当社ブースやポスター発表では多くの方に足を運んでいただき、当社製品に対する関心度の高さを実感することができました。
最後に、ブースやポスター発表にお越しいただいた皆様、また会場でお声掛けいただいた皆様に深く感謝申し上げます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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☆ONE POINT S-BIO☆

プロテオセーブ®は独自の超親水性ポリマーを器材表面にコーティングしており、タンパク質やペプチドの非特異吸着を抑制します。がんの進行や転移にも関与すると言われているエクソソームの吸着抑制にも効果を発揮します。

グラフ
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トーク

S-バイオ事業部マーケティング・営業部の伊比です。「ふたご座流星群」は毎年12月中旬にピークを迎える、年間を通じて最も観測条件が良い流星群の一つだそうです。理想的な観測条件ではピーク時に、1時間あたり100個以上の流星が確認されることもあり、特に明るい流星が多いとのこと。今年は12月14〜15日ごろが中心になるそうですが、前夜の13日(土曜日)から14日(日曜日)の明け方にかけても相当数の流れ星が見られるそうです。土曜日の夜、防寒対策をしっかりして、ゆったりと空を見上げて流れ星を待ち、自然が織りなす壮大なショーを楽しみつつ宇宙の壮大さに思いを馳せてみるのも良さそうですね。

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