住友ベークライト S-バイオ事業部
からのお知らせです。

肝細胞は肝臓の主要構成要素であり、代謝や解毒、タンパク質合成など多機能を担いますが、単層培養では迅速に機能を喪失し、未熟な前駆細胞状態へ脱分化します。この脱分化はHippoシグナル経路やYapの活性化によって制御されるとともに、WntシグナルやTGF-β抑制によって支持されます。今回はnature communicationsに発表された論文Hepatocytes differentiate into intestinal epithelial cells through a hybrid epithelial/mesenchymal cell state in cultureをご紹介します。本研究では、肝細胞を脱分化させたdediHeps（脱分化肝細胞）をPrimeSurface96Uプレートで凝集塊化し、その再分化能を解析しました。結果、dediHepsは上皮/間葉のハイブリッド表現型を維持し、成熟肝細胞や腸上皮細胞への分化能力を持つことが判明しました。さらに、オルガノイド形成や結腸組織の再構築が可能であることから、再生医療への応用可能性が示されました。この成果は、肝細胞の脱分化と再分化の理解を深めるものであり、細胞治療や組織再生技術の進展に貢献します。

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S-BIOに関するニュースをお届けします。

SUMILON^®コンパニオンプレート新発売記念お試しキャンペーン実施中！

8月から「SUMILON^® コンパニオンプレート」の新発売記念としてお試し50%OFFキャンペーンを実施しております。
本製品はウェル側面の段差構造により、各メーカーから販売されている6種類のインサートを装着可能です。また従来、培地交換をする際、インサートを持ち上げたり、インサートの隙間からピペットチップの先端を差し込んだりするなど、操作性が煩雑でした。
本製品は各ウェルの隣に培地交換ポートを設けており、迅速、簡便に培地交換を行うことが出来ます。
お求めやすいこの機会にSUMILON^®コンパニオンプレートをお試しください。

Glyco-Core Symposium 2025に出展します

私たちはGlyco-Core Symposium 2025(9/24-25, 名古屋大学)にてブース展示を行います。本イベントは東海国立大学糖鎖生命コア研究所(iGCORE)が主催する国際学会で、現在進行中のヒューマングライコームアトラスプロジェクトを中心に、国内外の糖鎖研究者から最新の研究成果が発表されます。S-BIOブースでは糖鎖研究をサポートするキット製品・自動化ソリューション・糖鎖解析サービスをご紹介します。
ぜひお繰り合わせの上、お越しください。

S-バイオ事業部マーケティング・営業部の金澤です。今年の夏も猛暑が続いており、営業回りに出かけると汗が滝のように流れてきます。そんな暑い中でも夏の風物詩といえば花火大会です。今回は花火にまつわる日本一をいくつか紹介したいと思います。

1. 打ち上げ数日本一は長野の諏訪湖祭湖上花火大会で約4万発の花火が打ち上げられます。
2. 日本一大きな打ち上げ花火は新潟の片貝まつりで打ち上げられるサイズは正四尺玉で、開いたときの花火の直径は約800mとなります。
3. 日本一の観客数を誇る花火は大阪の天神祭奉納花火で例年130万人が訪れます。
4. 日本一古い花火は東京の隅田川花火大会で1733年の江戸時代から始まりました。

花火大会は一見華やかに見えますが、疫病退散や慰霊・鎮魂が発祥になっている花火大会もございますので、そういった気持ちを持って花火を鑑賞することも大事ですね。