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住友ベークライト S-バイオ事業部
からのお知らせです。

3D細胞培養製品 低吸着PrimeSurface®
に関する文献紹介
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乳がんにおけるデスモプラジアは、異常な細胞外マトリックス(ECM)や血管構造の形成による薬物送達障害を特徴とし、個別治療の課題となっています。現行モデルではその複雑性を完全に再現できず、新たな治療法の開発が求められています。

今回はAdvanced Science(Wiley)に発表された論文Personalized Vascularized Models of Breast Cancer Desmoplasia Reveal Biomechanical Determinants of Drug Delivery to the Tumorをご紹介します。

本研究では、PrimeSurface® 96Mプレートを用いて市販乳がん細胞株および患者由来の腫瘍類似体を作製し、微小血管ネットワーク(MVNs)を含む生体模倣システム(MPS)で構築し、デスモプラジアの間質や血管機能不全を再現しました。

研究により、細胞株ごとに間質のヒアルロン酸沈着や血管透過性、間質液圧が異なること、インターロイキン8が血管機能障害に関与することが判明しました。このMPSモデルは患者由来細胞で個別化が可能で、腫瘍微小環境の評価や新規治療法の発見に貢献すると期待されます。

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S-BIOに関するニュースをお届けします。

MPS World Summit 2025に参加しました

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当社は6月9日から13日にかけて、ブリュッセルのTour&Taxisで開催されたMPS World Summit 2025に参加しました。このサミットは年々勢いを増しており、今年は世界44ヵ国から1,485人の参加者、そして124社のスポンサー・出展企業が集まりました。

当社のブースにも大変多くの方々に足をお運びいただき、オンチップポンプ型多臓器MPS「バイオステラプレート」や、新製品の「スミロンコンパニオンプレート」には特に高い関心をお寄せいただきました。また、ポスターセッションでは、当社の研究員が東京大学、金沢大学、東海大学とのバイオステラプレートを用いた共同研究成果を発表し、多くの方に足を止めていただくことができました。活発な議論が交わされ、非常に有意義な時間となりました。

これからも当社は、世界中の人々の健康に貢献できるような、革新的な製品とサービスを提供し続けてまいります。

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One Point S-Bio
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☆ONE POINT S-BIO☆

スリムチューブは高速遠心に耐えられる設計になっており、19,500Gの遠心強度があります。スリムチューブ1本で遠心分離と凍結融解を行うことができ、コンタミの心配がありません

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トーク
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S-バイオ事業部マーケティング・営業部の齋藤です。

皆さま、6月になり梅雨の季節になりましたね。今年の梅雨明けは早く、かなり暑い夏になるそうです。

日本気象協会によると、これは「ラニーニャ現象」の影響で、太平洋の南米沿岸の水温が低いためだそうです。非常に遠くの変化が、日本の生活に影響するとは想像もつきません。地球の大きなエコシステムに生きる我々にできることは、ストレスをためず健やかに過ごすことですね。

私はビアガーデンが楽しみです。皆さんはいかがでしょうか。

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