住友ベークライトは大阪・関西万博において2025年6月27日(金)に開催される「フューチャーライフエクスペリエンス」ステージに参加します。
当社は、大阪万博にて「スキンパック包装」や鮮度保持フィルム「P-プラス」が持つ、見えない力、見えない技術により食品の鮮度や美味しさの維持・安全性の保持、そして持続可能な未来を支えていることをご紹介します。 今回はその一つである鮮度保持フィルム「P-プラス」についてご紹介いたします。
「P-プラス」の鮮度保持のヒミツは、MA包装という密封された袋にミクロの孔加工を施す等の方法によって、酸素の透過量の調整を行なうことです。
中身の種類・量目に合わせて適切な酸素透過量の孔加工を設定することで、袋の中の青果物の呼吸が低くなる平衡状態、いわば青果物の“冬眠状態”を作り出し、おいしさと鮮度をキープします。
一方で、無包装は常に酸素が供給され呼吸速度が加速し、萎れや変色等の鮮度低下が早まってしまいます。
また、通常の孔加工のない密封包装では袋の中の酸素がなくなる窒息状態で腐敗が進行してしまいます。
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