Sumitomo Bakelite
Co., Ltd.
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新規医療デバイスの開発を、チームワークの中で成し遂げる

応用研究(医療機器)

2012年入社
工学研究科 機械物理系専攻修了

PROFILE

静岡工場内の生産技術研究所にて医薬品用PTP包装材料の研究開発に携わった後、HPP技術開発研究所に異動して材料のメカニズム解明に従事。2016年からは、秋田工場メディカル研究所で内視鏡処置具の開発に関わっています。

入社を決めたきっかけ

機械系を専攻したこともあり、大学に入学してしばらくは漠然と装置や機械の開発に携わりたいと考えていました。大学四回生の頃、自分で装置を組み上げる材料を探したり集めたりしているうちに、構成部品に注目するようになりました。また、研究室で樹脂の物性を研究していたこともあり、住友ベークライトの存在を自然に知りました。その延長上で、様々な分野で必要とされる材料や製品を開発している当社に魅力を感じて入社しました。

現在の仕事内容

メディカル研究所にて、内視鏡処置具の開発と製品仕様の決定に携わっています。部品の形状や性状などを調整し、安全面に注意して実際の患者様での臨床評価を行い、医師の意見と共に開発にフィードバックしていくのが主な業務です。そうして開発が進んだら、今度は製品化に不可欠な薬事申請を行います。また、他社からすでに申請済みとなっている特許を侵害しないように、事前調査も担当します。この他、製造工程の検討にも参加します。

仕事のやりがいについて

私が任されている業務内容は種類が多く一人では対処しきれないため、周囲のメンバーや別部署の方々と協力して進める必要があります。そうした協力作業を進めていく中で、懸案事項が一つの結論に導かれ、開発の方向性を決めることができた時は、チームワークの勝利だと思います。そんな中で、小さな課題であっても、自らが対策を立て、想定した通りの成果を獲得できた時には、チームに貢献できたことを嬉しく思い、大きなやりがいを感じます。

あなたの「想い」に
火がついた瞬間

以前、ある新機材の導入検討を担当したのですが、仮設置して試運転してみると、想定外の問題が次々と噴出。試運転当初から材料が詰まり、以降も検討作業を一時的に中止して復旧作業に費やすといった事態が連続したのです。その上、大きな装置であったため一人では検討できず、日程を調整して人を集めることで何とか完了できました。一人で抱え込まないように周囲の人に協力を仰ぎ、そのための調整・準備を行ったことは、業務を遂行する上で貴重な体験となりました。

今後の目標や夢

「自分が開発を担当している製品を市場に出したい。」と心から願って日々の業務に取り組んでいます。そのためにも、自分の「一人で考えすぎて仕事を抱えこんでしまう」という短所を何とか克服し、周囲の人とよりスムーズに業務を進めて行けるようになりたいと思います。遠慮なく周りに頼り、頼られるような、高度な技術スキルとオープンマインドの両方を兼ね備えたエンジニアになりたいですね。

住友ベークライトは
こんな人におすすめ

私にとっては自分の目指すイメージでもあるのですが、遠慮なく周囲を巻き込んでいける人であれば、伸び伸びと成長できるでしょう。分からないことを聞いた場合などに、丁寧に教えてくれるような先輩たちが揃っているので、積極的に多くの人と関わろうとするタイプの方に向いている社風だと思います。

ある1日の
仕事の流れ

朝
  1. 08:20朝礼(ラジオ体操)
  2. 08:25グループ 朝会
  3. 08:40デスクワーク
  4. 11:00打ち合わせ
昼
  1. 12:00昼食
  2. 13:00ミーティング
  3. 14:00実験・検証
  4. 15:00資料作成
  5. 16:00部内庶務
夜
  1. 17:00就業時間終了 退社業務があれば残業
  2.  

オフィスの雰囲気

開発にあたって積極的に進めた検討作業に関しては、たとえ目ぼしい成果が得られなかったという事態になっても、当社では咎められるようなことはまずありません。反対に良くないとされるのは、挑戦しようとせずにずるずると時間が経ってしまうこと。事前の承認や確認は必要ですが、現状から改善できるかどうかは不明であるからこそ検討してみるのであって、失敗を恐れずにやればいいといつも上司は言ってくれます。

休日の過ごし方

週末の朝はランニングや筋トレで汗を流します。その後、書店を巡って読みたい本を楽しみながら探したり、摸型づくりに時間を費やしたりして過ごします。購入した本は平日に読んでしまいます。映画鑑賞なども仕事から帰宅した後に楽しんで家ではリラックスしています。