文字サイズ

再生医療研究用器材
3次元培養用プレート 「PrimeSurface®

製品紹介

高品質&安定供給「国内生産」

PrimeSurface® はスミロンが得意とするタンパク質低吸着処理製品(プロテオセーブ® SS)の技術を使った細胞低吸着処理製品です。この容器を使って細胞培養を行いますと細胞のスフェロイド・コロニー形成が容易に行えます。

特長

簡単に細胞凝集塊(スフェロイド)を形成

96、384ウェルプレートに細胞を播種、静置培養するだけで、簡単に細胞の凝集塊が得られます。

凝集塊の大きさが均一

培養面への細胞接着を抑制している為、凝集塊の形成率も高く、細胞形態もムラなく均一に培養ができます。

分化の研究に最適

ES細胞から胚葉体(EB体)を形成し、そのまま、分化誘導試薬を添加する事ができます。

スフェロイドによる抗がん剤スクリーニングに最適

3次元培養によって、従来の単層培養よりも生体に近い環境を構築することができます。

用途

再生医療および創薬支援

細胞培養

  • ES細胞・iPS細胞・間葉系幹細胞の分化誘導
  • 細胞の3次元モデルによる創薬スクリーニング

お客様の声

  • 「当社では様々ながん細胞スフェロイド分析のためのイメージング技術を開発しています。PrimeSurface® 96Uプレートは蛍光のバックグラウンドが低いため、スフェロイドの画像で高いS/N比を得る事ができ、定量的な画像解析が可能です。また、他社のプレートではスフェロイドが形成されなかった細胞種でもSバイオのプレートでは均一なスフェロイドを形成する事ができました。Sバイオのプレートは私たちの日々のスフェロイド培養には欠かせない製品です。」
    オリンパス株式会社 合田様

仕様・価格

品番 品名 規格 培養面積 容量 包装 参考価格(円)
単価 ケース価格
MS-90350 PrimeSurface®
シャーレ35
外寸35Φ×14(H)mm 9cm2 5/包・
50/ケース
180 9,000
MS-90600 PrimeSurface®
シャーレ60
外寸60Φ×15(H)mm 21cm2 10/包・
120/ケース
400 48,000
MS-90900 PrimeSurface®
シャーレ90
外寸90Φ×20(H)mm 57cm2 10/包・
50/ケース
750 37,500
MS-90240 PrimeSurface®
プレート24F
24ウェル・平底 1.8cm2 3.4mL 1/包・
10/ケース
1,200 12,000

注記

品番 品名 ウェル数 ウェル底形状 容量 包装 参考価格(円)
単価 ケース価格
MS-9384U PrimeSurface®
プレート384U
384 U底 0.1mL 1/包・
20/ケース
2,500 50,000
MS-9384W PrimeSurface®
プレート384U白色
384 U底 0.1mL 1/包・
20/ケース
3,125 62,500
MS-9096V PrimeSurface®
プレート96V
96 V底 0.3mL 1/包・
20/ケース
2,500 50,000
MS-9096M PrimeSurface®
プレート96M
96 紡錘底 0.2mL 1/包・
20/ケース
2,000 40,000
MS-9096U PrimeSurface®
プレート96U
96 U底 0.3mL 1/包・
20/ケース
1,500 30,000
MS-9096W PrimeSurface®
プレート96U白色
96 U底 0.3mL 1/包・
20/ケース
2,000 40,000

注記

  • 放射線滅菌済
  • 保管温度:室温 有効期限:製造後2年
  • 参考価格(本体価格・税抜)
マルチプレートウェルサイズ
6Well 12Well 24Well 48Well 96Well MS-9096U
MS-9096W
MS-9096M MS-9096V MS-9384U
MS-9384W
アビジン
プレート
ELISA用
セパタイプ
X 127.6 127.6 127.6 127.6 127.6 127.5 127.5 127.5 127.76 127.6 127.6
X1 24.5 24.5 16.6 19.0 14.3 14.25 14.25 14.25 12.13 14.3 14.3
X2 39.3 26.2 18.9 12.8 9.0 9 9 9 4.5 9.0 9.0
X3 78.6 78.6 94.5 89.6 99.0 99 99 99 103.5 99.0 99.0
Y 85.8 85.8 85.8 85.8 85.5 85.9 85.5 85.2 85.48 85.8 85.8
Y1 23.3 16.7 14.6 10.9 11.1 11.45 11.25 11.1 8.99 11.4 11.4
Y2 39.3 26.2 18.9 12.8 9.0 9 9 9 4.5 9.0 9.0
Y3 39.3 52.4 56.7 64.0 63.0 63 63 63 67.5 63.0 63.0
Φ1 35.6 22.7 16.3 10.3 7.0 7 6.7 6.5 □3.3 ※1 6.8 7.1
Φ2 34.4 21.5 15.1 9.1 6.4 - ※2 - ※2 - ※2 - ※2 6.4 6.6
H 20.2 20.2 20.2 20.2 14.3 14 14 14 14.4 14.5 14.2
H1 17.0 17.0 17.0 17.0 11.6 10 10 11.3 12 11.3 11.1
H2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1 1 1 0.8 1.2 1.1
H3 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 3.5 3.5/7.5 ※3 3.5/7.5 ※3 2.5/6.4 ※3 2.5/6.2 2.5/6.2

注記

  • 単位:mm
  • ※1:MS-9384U、MS-9384Wの開口部は四角形となっています。
  • ※2:底面は局面となっています。
  • ※3:スカート部が二段構造です。

実験例

3D浮遊培養を用いたヒトiPS細胞から脳オルガノイドの作製

プレート :  PrimeSurface® 96V プレート(品番:MS-9096V)
播種細胞数 1x104 cells/100 µL/well

・Day 18は写真撮影のためPrimeSurface® 低吸着シャーレを使用

3D浮遊培養を用いたヒトiPS細胞から脳オルガノイドの作製

【データ提供】関西医科大学 医学部 iPS・幹細胞応用医学講座 教授 六車恵子先生

※PrimeSurface® プレートを使用することで同じ大きさの均一なスフェロイドが得られる


【六車先生コメント】
3D浮遊培養にPrimeSurface® のV底プレートを用いることで均一なスフェロイドから各組織に分化誘導を行うことができ(自己組織化)、効率よく脳オルガノイドを作製することができた。

PrimeSurface® プレートを使用した脳オルガノイド作製に関する参考文献】

  • 小脳: Muguruma et al., Cell Rep 10, 537-550 (2015) ; 六車恵子:Ⅱ-7 小脳オルガノイドの作製とプルキンエ細胞への誘導.「決定版 オルガノイド実験スタンダード」羊土社, 77-86 (2019)
  • 大脳:Kadoshima et al., Proc Natl Acad Sci USA 110, 20284–20289 (2013)
  • 網膜:Kuwahara et al., Nat Commmun 6, 6286 (2015)

株式会社ケー・エー・シーの心筋分化毒性(発生毒性)評価キットでマウスES細胞のスフェロイド形成による心筋細胞への分化の過程で使用頂いています

POCA® Hand1-EST

POCA® Hand1-ESTは、PrimeSurfaceを用い、被検物質存在下の培養でマウスES細胞が正常に心筋分化するかどうかをマーカー遺伝子の活性を指標として検出する方法です。

使用細胞 : マウスES細胞(Hand1-ES細胞)
播種数 : 750 cells/well
培地 : 心筋分化培地
プレート上培養期間 : 5日間

※プロトコールの詳細は、株式会社ケー・エー・シーのホームページをご確認ください。


株式会社サイフューズ様のバイオ3Dプリンターレジェノバ® で三次元構造体を作成する際に用いるスフェロイド形成工程で使用頂いています

レジェノバ® は、スフェロイドを剣山に固定することで3Dデザイン通りに三次元構造体を作製する、世界最先端のロボットシステムです。 以下にこのシステムを用いた神経三次元構造体と間葉系幹細胞を用いた三次元構造体の実験例をご紹介致します。

神経三次元構造体

使用細胞 : ヒトiPSC由来神経前駆細胞
播種数 : 4 X 104 cells/well
培地 : 神経細胞用培地
プレート上培養期間 : 2日間
作製した三次元構造体の形状・サイズ : 3 X 3 X 2
三次元構造体への細胞塊使用個数 : 18個
積層後の培養期間 : 9日後に剣山を抜去

細胞塊

3Dプリント後

三次元構造体剣山抜去後

間葉系幹細胞を用いた三次元構造体

使用細胞 : ヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞
播種数 : 5 X 103 cells/well
培地 : 間葉系幹細胞用培地
プレート上培養期間 : 2日間
作製した三次元構造体の形状・サイズ : 細胞塊48個を用いたドーナツ状×10層
三次元構造体への細胞塊使用個数 : 480個
積層後の培養期間 :6日後に剣山を抜去

細胞塊

3Dプリント後(上面)

3Dプリント後(横面)

剣山抜去後

PrimeSurface® を用いたES細胞の分化誘導実験例

PrimeSurface® MS-9096Vを用いたヒトES細胞凝集塊から自己組織化した神経網膜組織への誘導

培養器 : PrimeSurface® MS-9096V
使用細胞 : ヒトES(KhES-1株)
播種密度 : 9,000 cells/well
使用培地 : GMEM+KSR+NEAA+2ME+ 20uM Y-27632
培養雰囲気 : 5%CO2, 37℃

【データ提供】
・写真a)~c) 
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 幹細胞研究支援開発室

【参考文献】
・Self-Formation of Optic Cups and Storable Stratified Neural Retina from Human ESCs
NakanoT, Ando S, Takata N, Kawada M, Muguruma K, Sekiguchi K, Saito K, Yonemura S, Eiraku M, Sasai Y
Cell Stem Cell, 10 (6), 771-785 (2012)

PrimeSurface® を用いた抗がん剤薬効試験例

細胞 : MCF-7(ヒト乳腺癌細胞)
薬剤 : 5-Fluorouracil (5-FU)

【データ提供】
・近畿大学医学部 ゲノム生物学教室 西尾研究室様

詳細およびその他実験例につきましては下記をダウンロード・ご参照下さい。

アプリケーションデータ

ヒトiPS細胞 凝集塊(胚様体)形成過程のタイムラプス

【培養条件】

培養器 PrimeSurface® MS-9096V
使用細胞 hiPS細胞 (201B7: Takahashi K et al. Cell, 2007 Nov 30;131(5):861-72, iPS Academia Japan, Inc.)
播種密度 9,000 cells/well
使用培地 DMEM/F12 + 20% (v/v) KSR + 1% (v/v) NEAA + L-Glutamine (2mM) + β-Mercaptethanol (80µM) + Y-27632(30µM )
培地雰囲気 5%CO2, 37℃

96ウェルプレート Hela細胞のスフェロイド形成のタイムラプス

【培養条件】

細胞数 1,000cells/well
培地 MEM培地+10FBS 100µL/well
培養時間 48時間

384ウェルプレート HepG2細胞のスフェロイド形成のタイムラプス

【培養条件】

細胞数 1,000cells/well
培地 DMEM (Low Glucose)培地+10%FBS 50µL/well
培養時間 48時間

S-バイオ事業部に関するお問い合わせ、資料請求はこちら。

※受付時間 平日9:00~17:40

【東日本】

TEL:
03-5462-4831
FAX:
03-5462-4835

【西日本】

TEL:
06-7669-0031
FAX:
06-7223-8692
(受注関係は03-5462-4835)

お問い合わせ前にぜひご覧ください。