総務法務部は、庶務、秘書、そして私の所属する法務の3つのグループで構成されています。私は、契約書の作成・審査、文書・株式事務といった会社の事業に関連する案件に対する法律面からの支援を中心に、一般に企業法務と言われる業務の全般に携わっています。株主総会や取締役会のような会社の運営に関する事項も業務の大きな部分を占めています。

 総務法務部の業務は会社全体に関わるため、いろいろな側面から会社を見ることができる点が魅力だと思います。営業や研究、製造、管理部門の方から相談を受けたり、こちらから仕事のお願いをしたりするうちに、各部署の業務内容や課題がわかってきます。また、株主総会や取締役会に関する業務もありますので、会社の経営や方針にも触れることができます。
 一方で、法律の問題は案件ごとに争点が異なりますので、法務にはルーチンの業務はありません。その都度、時間をかけて検討しなければならず、根気が必要とされますので、大変だなと感じることもあります。ただ、試行錯誤しながら進めていくことは、やりがいにもつながっています。

 わかりやすい言葉で説明することを心がけています。法律の問題は難しい知識が必要な場合もありますが、それを相手に理解してもらわないと案件を進めることができません。まず、自分が理解した上で、どう噛み砕いて伝えればよいかを常に考えています。

 業務に対する知識をさらに深めることです。法務の業務は多岐にわたりますので、まだ理解できていない部分も多くあります。また、会社の海外展開に伴って、さまざまな国の法律の知識も必要となります。知識を深めることで、法律問題に対する対応のスピードアップも図ることができると考えています。

 関わった案件から少しでも多くの知識を吸収できるように努めています。少しでも悩むことがあれば、文献調査に加えて、上司や先輩のアドバイスをもらったり、各部署の担当者に相談するなど、十分な裏付けを取って自分が納得した上で結論を出すようにしています。また、海外の案件については現地の弁護士とのコミュニケーションを通じて、日本の法律との比較などを確認しています。

社会を支えるモノづくりを行っている素材メーカーを中心に就職活動を行っていました。なかでも当社は、半導体関連や自動車、医療機器に至るまで、さまざまな分野で事業を行っており、「社会を支える」という意味で、特に魅力が感じられたためです。
当社は、プロフェッショナルな方の多い会社だと思います。困った時はプロに聞けということで、わからないことは各部署の担当者に確認すれば、すぐに回答がでてきます。
若いうちから責任のある仕事を任されますし、部署によっては海外で活躍している若手も多くいます。自分が希望すれば色々な経験を身につけることができますので、何事にもチャレンジしてみようという方におすすめです。