経理
2012年入社
社会学部 社会学科卒
入社後は鹿沼工場の業務部で人事、総務、安全衛生、福利厚生に関する業務全般に携わりました。2014年に本社の経理企画本部経理部に異動し、社外公表のための連結決算業務、および新しい会計基準の適用準備などに従事しています。
就職活動でいろいろな業界を見ていくなかで、BtoBの事業モデルが中心であることから一般には知名度は高くないものの、世界中の製造業の「ものづくり」を支えている化学メーカーに魅力を感じるようになりました。
そうして複数社の化学メーカーを訪問。住友ベークライトは、面接などで社員と話す中で、自分を受け入れてくれそうな感覚を得られたことが、決め手の一つとなりました。また、最初に内定した会社であったことからも縁を感じ、入社を決めました。
国内外の自社工場や子会社から会計関連のデータを回収し、社外に公表する形にまとめていく連結決算の仕事を主に担当しています。この仕事には、会計法規類を遵守し、効率良くミスのない決算業務が求められます。一方で、工場や子会社の円滑な経理データ作成に向け、積極的にサポートしていくことも、重要なミッションです。
最近では、毎四半期ごとの決算業務に加え、国際会計基準導入に関する検討や、社内会計システムの更新などのプロジェクトにも携わっています。
自分たちがとりまとめた決算数値は、工場部門や営業部門の活動の最終成果であり、経営層からの関心が高く、当社の世間的な評価に影響することから、決算業務は取り組みがいの大きな仕事です。
また、国際会計基準の導入に関する検討や、社内会計システムの更新プロジェクトは、今後数十年にわたる当社の経理の仕事のあり方に影響を与えることから、やりがいを感じる一方で慎重に進めなければならないと、気が引き締まる思いで取り組んでいます。
本社主導で進めている新しい会計基準をグローバルで適用するために、欧州や米国を訪問し、現地子会社の外国人の経理担当者に説明しにいく案件がありました。本社からメールや電話で依頼するだけでは、現地が思うように動いてくれなかったのですが、実際に現地の様子を見て、本社の指示通りに行うのが難しい点を一緒に考え、大きく前進することができました。出発前は会話に不安はありましたが、世界共通の経理の話を交わしていく中で、十分に分かり合うことができたのはとてもいい経験になりました。
直近で必要だと感じているのは、本社をもう一度離れて、工場や子会社などの現場に近いところでの経験を積むことです。メーカーである以上は、主役は現場なのですが、今の私では現場経理については経験不足で、現場サイドの感覚がつかめないことを課題として感じているためです。
長期的には、経理や人事などの職種にこだわりはなく、引き続き良い会社であるためには何をしたら良いか、それを考えられるポジションで活躍したいと思っています。
事務系社員は人数もそれほど多くない一方で、若手社員のうちから大きな業務を任されている人がたくさんいます。ですから大多数の動きに埋もれず、自分の役割をはっきり見出して仕事をしたい方には、良い環境だと思います。
また、海外進出する化学メーカーの中でも取り分け海外拠点が多い会社であり、現地勤務の経験を持つ社員も多くいます。グローバルに活躍できる機会がたくさんあるので、海外で働きたい方にはぜひ入社して欲しいですね。
私の職場では、新入社員と親ほど年齢が離れた上司でも、親身に相談に乗ってくれる風土があります。また、若手社員同士でも、集まって勉強会を行ったり、職場の問題点や改善策を話しあったりと、共にこの会社を良くしていこうという機運や、助け合って成長していこうという関係性を築いています。会社の規模がそれほど大きくないこともあり、他部門の若手社員とも交流しやすく、終業後にはよく食事に行ったりしています。
以前から続いている趣味なのですが、時間ができると旅行を楽しんでいます。学生時代ほどは長期の旅程が取れなくはなってしまいましたが、ゴールデンウィークやお盆や年末年始には1週間程度の長期休暇があるので、それを利用していろいろなところに旅行しています。
のんびりとした普段の気楽な旅行とは少し異なりますが、この前の夏休みは学生時代の友人と富士山に登ってきました。