Sumitomo Bakelite
Co., Ltd.
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自由度の高いフィルム設計で、様々な角度から求める機能を追求

応用研究(フィルム・シート)

2009年入社
理工学研究科 物質化学工学専攻修了

PROFILE

入社後、静岡の生産技術研究所にてフィルムへの液膜塗布方法の理論式検証に従事。2012年に尼崎に異動し、食品用包装フィルムの生産技術に関わり、2015年からは既存の食品包装用フィルムの改良とユーザーへの技術サポートを担っています。

入社を決めたきっかけ

就職活動が本格化する時期まで、自分の将来については、一般の人々にとって生活の身近にあるものに携われる仕事に就きたいと考えていました。そんな時に大学主催の企業説明会で、食品用包装から医薬品包装や医療機器、電子部品関係、自動車部品関係…と、生活近辺の多岐にわたる分野をプラスチックで支えている住友ベークライトの存在を知ったのです。まさに探していた企業だと感じて志望しました。

現在の仕事内容

食品を保護する包装フィルムの既存品の改良と開発を担当しています。直近では、高い透明性を持ち、開封感が軽く、包装内容物から発生する水分がフィルムに付着した際に細かな水滴になりにくいフィルムを開発。既に顧客である一部の食品メーカーで採用が決まっていますが、拡販を目指して今もより良い性能の追求を進めています。また、顧客から評価される製品をより早く提供できるよう、過去の知見の整理やデータベース化に着手しています。

仕事のやりがいについて

フィルムの新しい機能は、特性の異なる樹脂を重ね合わせ多層化させて実現します。また、1つの樹脂層でも複数の原料を混合することで、新しい特性を発現させることもできます。このように、フィルム設計の自由度は非常に高く、奥の深い樹脂を理解し、要求される機能の達成を追求していくのが、この仕事の醍醐味です。工場の生産機を使った試作や、実機パックテスト立会いなど、フィルムの設計からユーザー評価まで幅広く携われることも魅力です。

あなたの「想い」に
火がついた瞬間

課題を解決するには、何よりも実物を確認することが重要だと考えています。以前、顧客の生産ラインにおいて、食品を包装した後に3~4パックをずらして重ねてラベルで固定する工程で、パックの整列が悪く改善に向けた協力依頼がありました。そこで高速度カメラを持ち込み、パックの搬送挙動とラベルを貼る機械の動きを撮影したところ、原因を特定できたのです。すぐに改善提案をしたことで、当社の製品を使っていただけることになったことは、とても印象に残っています。

今後の目標や夢

ユーザーが求めているフィルムをできるだけ早く開発し、提供することを目標としています。そのためにも工場で使われる設備やフィルムに関する知識だけでなく、ユーザーが使用する食品をフィルムで包装する機械やパックを搬送する設備に関しても理解を深め、トータルな食品パッケージを提案できるような技術者になりたいと思っています。

住友ベークライトは
こんな人におすすめ

会社に入ってからは、開発目標を達成するために、進んで未知の技術を学ぼうとする姿勢が求められます。常に新しい製品の創出に挑んでいる住友ベークライトでは、特にその傾向が強いと感じています。学生時代に学んできた分野だけでなく、違った領域にも興味を持って積極的にチャレンジしてみたいと思っているようなやる気のある人にこそ、おすすめの会社です。

ある1日の
仕事の流れ

朝
  1. 07:45出社、予定確認
  2. 08:00ラジオ体操、朝礼(部内)
  3. 08:15メールチェック
  4. 09:00朝会(全体)
  5. 09:15試作品評価、開発会議
昼
  1. 12:00昼食
  2. 13:00ユーザー報告書作成、データ整理
夜
  1. 17:00評価依頼表作成
  2. 17:30翌日の計画
  3. 18:00部内報告書の記入
  4. 18:30退社

オフィスの雰囲気

アットホームなオフィス内では、社員の誰に対しても、まじめな話はもちろんのこと、くだらない話や冗談が言い合えるため、笑顔や笑い声の多いとても雰囲気の良い職場だと思います。

休日の過ごし方

平日は飼っている猫が活発に活動している時間帯に家に居れない分、休日は猫とたっぷり遊んだり、一緒に寝たりして癒されています。他には地元の友人たちと3泊4日程度の旅行に行き、昔を思い出しながら遊んでいます。また、以前はきびきび走れる車に乗っていたため、よく目的も決めずにドライブをしていました。車を換えてからはあまり遠出をしていなかったので、久しぶりにどこか遠くへ行こうかと考えています。