ビルや公共施設の一般建築物や住宅の屋上、バルコニーに敷設される防水システムの評価手法の開発を行っています。10〜20年という長期間、屋外の厳しい環境下に曝される防水システムは高い耐久性能が求められます。材料単体の評価に留まらず、防水システム全体について、実際にモデルを組んで促進劣化試験を行ったり、有限要素法(FEM)を用いたシミュレーションを行い、耐久性能の評価手法を開発しています。

 自分が設定したヒートショック試験の評価条件(手法)が新規の材料開発時、システム設定時の評価項目の一つになった時に面白さを感じました。
 一方、防水材料、防水システムの評価は大抵、評価が完結するまでに時間がかかることが多いのですが、時間をかけた割に想定した結果が得られなかったりします。設備、時間が限られた中で効率良く評価していかないといけないため、それが大変な点と言えます。

 事前準備をしっかりすることを心がけています。開発目標、過去のデータ、問題点を明確にして整理することで、効率良く結果を出せるようにしています。しかし、意外と回り道をした時の方が解決のヒントが転がっていることも多いのですが…。

 評価手法をより多く確立することです。早く防水システム全体の評価手法を確立し、より信頼性の高い防水システムをお客様に提供できるようにしたいです。

 プレゼン能力の向上です。せっかく良い結果が出ても、それを周りに理解してもらえなければ成果とは言えません。報告書や説明資料を作る際は、専門外の人でもわかるように心がけています。

機能性高分子合成の研究をしていたので、機能性樹脂に関する開発をしているメーカーを中心に就職活動をしていました。研究室のOBから良い会社だと聞き、入社を決めました。
若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる会社だと思います。私の部署は、先輩、後輩の垣根が低く、仕事内容から雑談まで気兼ねなく話ができる職場です。
何事にも“前向き”に取り組むことができる人が良いと思います。仕事が全てうまくいくことはありえません。失敗した時に、そこから何を学ぶか、次にどう生かすかを“前向き”に考えることができる人には、何回でもチャンスをもらえる会社だと思います。