薬液を体内に注入する際に用いられる医療機器の開発を行っています。製品に求められる性能を抽出し目標を数値化した後、おおまかな形状を構想し、試作、検証を繰り返すことで詳細な構造を詰めていきます。構造検討と並行して生産方法の検討も行います。また、製品の不具合が重大な事故につながる恐れがあることから、リスクの抽出にも力を入れ、より安心・安全な製品の開発に努めます。

 試作品を検証し目標性能を達成する結果が出るかどうかで、製品の設計を見極めていくわけですが、構造が除々に確定していくのは、パズルのピースを嵌めるのに似た面白さがあります。
 しかし、試作品が目標性能を達成しない場合は製品構造を根本から見直すこともあり、開発スピードの遅れへとつながってしまうのでとても大変になります。また、開発を進めていく上で設計上・生産上の課題が次から次へと湧いてくるので、納期に追われる中での対処は大変ですが、課題をクリアできた際の達成感は格別な面白さへつながります。

 相手の知りたいことは何か、本当に欲しいものは何か、要求の本質を見極めることは大切です。それにより説明の仕方や報告資料のまとめ方等異なってきます。大切には思いつつもまだまだ出来ておらず、「相手の立場になって考えなさい」とよく上司に注意されている事ですが…(笑)。

 製品の早急な上市が求められている中、試作品の検証段階で課題が次々出てきているため、設計段階から設計リスクや生産リスクを十分に検討しつつ、優先事項の見極めをしっかり行いスピーディに開発を進めていこうと思っています。そして、より良い製品を開発することで、医師や患者の方々のニーズを満たし、社会への貢献となればと考えています。

 常に周囲から、製品開発へのヒントを吸収できる様に意識しています。学会や論文だけではなく、日々のニュースや日常会話といったことにも意識の根を張り、多角的な知識を得ることで、さまざまな視点から問題点を捉え、迅速に解決できる開発者になるべく努力しています。

手術の際に痛い思いをした自身の経験から、より安心・安全な医療機器を開発して患者さんの負担を軽減したいと感じておりました。また、世の中に深く浸透しているプラスチックを扱う、歴史の長い会社ですので、入社後に自身が携わる領域が広く、社会へ与える影響も大きくやりがいがあるのではと考え、当社を希望しました。
充実した教育制度が当社の自慢の一つです。社会人としての基礎をみっちりと叩き込まれる(?)新入社員研修を始めとし、入社後の年数や職制、業務内容等によっていくつもの研修が用意されています。
自ら考え実践する行動力のある人、相手の要求の本質は何か考えられる人、開発したものが想定外の方法で使用されないか等のリスクをしっかりと考えられる人達が歓迎されるのではないでしょうか。