S-バイオ事業部ではプラスチック加工技術と表面処理技術を駆使して、バイオ関連の分野で用いられる付加価値の高いプラスチップ製品を目指し、研究開発をしています。私はその中でも、検査や診断に使用される製品の開発をしています。安定した製造方法の検討、各種申請に必要なデータ取りなど製品ができるまでの過程に広く関わっています。

 例えば、DNAや蛋白質をプラスチック表面に付加するとき、これらは酵素で分解されたり熱によって変性したりと、取り扱いによっては活性にダメージを与えることがあるので、評価結果が安定しないことがよくあり苦労しています。決められた期日までに改善しなくてはならず大変なことも多いですが、自分で提案した案がうまくいき製品が完成したときのやりがいはとても大きいです。

 仕事がうまくいかない時ほど、冷静に粘り強く取り組むように心がけています。仕事が順調に進んでいる時はよいのですが、問題が起きた時は投げ出したくなり、誰かのせいにしがちになります。しかし、思い通りにならない逆境でこそ、その人の本質や力量が出るのだと自分に言い聞かせて、あきらめずに一つ一つ問題を解決するようにしています。

 今までは、この問題を解決するにはどうしたらよいか、というような技術者としての目線だけで物事を考えていましたが、最近はその後どうしていくのか、期限に間に合う計画になっているのか、ということを問われることが多くなってきました。そういった面も意識して仕事ができるようになっていきたいです。

 上司や先輩方がどのように仕事を進めているのか、どう考えているのかに興味を持つようになりました。飲み会の席はそういった話を聞く良い機会なので、質問して参考にすることもあります。良いところは盗んで自分の物にしていきたいです。

大学在学中からバイオの分野に興味がありました。また、人に役立つモノづくりをしたいとも思っていました。S-バイオ事業部はどちらにも関わることができそうだったので、住友ベークライトを選びました。
職場のメンバーは、お互いの仕事に興味を持っていて、月次報告会などでは皆がアドバイスをしてくれます。厳しいことを言われる時もありますが、いつも親身になって助言をしてくれます。
若手にもテーマを任せてもらえる機会がたくさんあるので、個性を生かしたい人や、自分が中心となって仕事がしたいと思っている人には向いていると思います。苦労することもありますが、やりがいは大きいです。