Sumitomo Bakelite
Co., Ltd.
RECRUITMENT WEBSITE

半導体技術の最前線に、優れた樹脂の開発で応える

応用研究(半導体関連材料)

2014年入社
理学研究科 化学専攻修了

PROFILE

入社以来、新規バッファー(保護)コート材の研究開発や半導体の封止材に使用するベース樹脂の開発に携わってきました。2017年からはSUMITOMO BAKELITE SINGAPORE PTE. LTD.にトレーニーとして派遣され、同地で半導体封止材開発に従事しています。

入社を決めたきっかけ

就職活動の終盤で住友ベークライトが第一志望になったのは、採用担当や先輩社員の人柄に魅かれたからです。多くの化学メーカーの説明会等に参加しましたが、当社の社員は特に親切で、私の質問にも親身に答えてくれました。それが好印象となり、このような人たちと一緒に働きたいと思うようになったのです。入社してからもその印象は全く変わりません。私は異動を2回していますが、どの事業所の社員も皆温かく、毎日気持ち良く働くことができています。

現在の仕事内容

半導体チップを静電気や衝撃等から守る黒い樹脂のカバーである半導体封止材。私はその中でも家電からIT、エネルギー、自動車まで多くの用途で使用されるディスクリート(個別機能)半導体向けの封止材の研究開発に携わっています。当社は半導体封止材分野においては世界No.1のシェアを獲得しており、特に高機能デバイス向けにおいては格段に高いシェアを占めていますが、ディスクリート向けにおいてはまだまだ挑戦者の立場です。他社より性能面で優れ、かつ低コスト化が実現できる封止材を開発することで、この分野におけるシェアの拡大を狙っています。

仕事のやりがいについて

自分の携わった製品を世の中に出すことで、多くの人々の生活を豊かにできる。それが今の仕事の魅力です。半導体封止材は一般の人々の目に触れることはありませんが、電子機器には欠かせない材料です。特にIoT化が進む昨今、半導体が使われる分野は以前に増して多岐に広がっています。年々お客様からの要求は厳しく難しくなっていますが、それら一つ一つに応えていくことが、人々の豊かな生活に繋がることに、やりがいを感じています。

あなたの「想い」に
火がついた瞬間

近年の半導体封止材は、電子機器の小型化や、自動車分野でのより厳しい使用環境の変化に伴い、既存の樹脂では実現不可能な特性が求められることも多くなっています。私が以前に携わったベース樹脂開発でも、実現困難と考えられた特性をクリアすることを目指しました。そこで原料メーカーと協力して積極的に新規樹脂探索を実施。試行錯誤を重ねた結果、現在ではその樹脂を用いた製品が少しずつ世の中に出始めています。“できるだけ人々の役に立ちたい”という想いが実った仕事でした。

今後の目標や夢

まだまだシェアを拡大できる余地が残されているディスクリート分野の半導体封止材市場において、最新の先端ニーズを満たす特性の製品の開発に成功すれば、半導体封止材業界でいっそう確固たる地位を築くことができます。ただ、私はまだ封止材の処方設計における経験が浅く、もっと知識や経験を身につける必要があります。これから研究開発にも勉強にも真摯に臨むことで成長し、多くの製品を世の中に出していくことで、シェア拡大にぜひ貢献したいですね。

住友ベークライトは
こんな人におすすめ

若いうちから様々なことにチャレンジしたいと考えている人におすすめです。当社では若手社員でもある程度責任のある仕事を任せてもらえ、多くのチャンスを与えてもらえます。例えば、私のような若手社員であっても、海外に赴任してグローバルに活躍することも珍しくない会社です。上司や先輩がしっかりとサポートしてくれるから可能なのですが、積極的に多くのことに挑戦したい人が早くから活躍できる社風であることには間違いありません。

ある1日の
仕事の流れ

朝
  1. 07:40出社、メールチェック
  2. 08:00始業、朝のミーティング
  3. 09:00研究サンプルの試作評価を現場に依頼
  4. 10:30部署のミーティング(週報)
昼
  1. 12:00ランチ
  2. 13:00海外拠点とのWeb会議
  3. 15:00データまとめ、実験計画の検討
夜
  1. 17:00顧客への提出資料作成
  2. 18:00退社
  3.  

オフィスの雰囲気

私が現在赴任中のシンガポールの職場では現地社員を初めとしてマレーシアやインドネシア等、多様な国籍を持つ人々が働いています。海外ということもあり自分の意見を積極的に発信する人が多く、ディスカッションも活発に行われ、上司も意見をしっかりと受け止めてくれます。またスポーツやアクティビティといった業務以外の所でも交流を深めているおかげでアットホームな雰囲気もあり、コミュニケーションのとりやすい環境だと感じています。

休日の過ごし方

私は海外旅行が趣味で、今まで行った国は20か国に達します。シンガポールに来てからも、同僚とマレーシアに遊びに行ったり、大学時代の友達とロシアに行ったりと、アクティブに過ごしています。シンガポールは発達したハブ空港を持つため日本よりも海外渡航の便が良く、旅行好きには嬉しい環境です。また友達がシンガポールに遊びに来てくれることも多く、その際は定番のマーライオンやマリーナベイサンズ等を案内し、ホストとしてもてなしています。