次世代の高速大容量通信に用いられる光導波路の研究開発を行っています。光導波路とは、光ファイバーと同様に光信号を高速大容量に伝送する機能を有し、光ファイバーよりも高密度に、かつ自由な光配線が可能なまったく新しい機能材料です。近年、大容量通信がますます増えてきており、電気通信技術ではその対応に限界が見えてきています。そこで電気よりも遥かに大容量通信が可能な光伝送技術が求められて来ており、独自の光機能材料を用いて高性能な光導波路を開発し、スーパーコンピューターや高性能サーバーなどの高速伝送配線市場に採用されることを目指しています。

 光導波路はまだ市場が形成されていない分野であり、一度市場に採用されれば爆発的にシェアを広げることができる可能性を秘めています。その一方、新しい分野のため材料設計、製造方法から性能評価まで、すべてを一から作り上げる必要があるため大変な仕事です。ですが、自分の開発したものがデファクトスタンダートになる可能性を十分に秘めた、とても醍醐味のある仕事です。

 周りと常に連携しながら、仕事を進めることを大事にしています。仕事を自分だけで進めている場合、どうしても視野が狭くなってしまい、非効率に仕事を進めてしまうことがあります。お互いに相談し、知識を共有化することで一番最適な解を導き出し、短期間で大きな成果を得られるように努めています。

 私は大学院時代に生物工学を専攻していましたが、全く異なる分野である光導波路の研究開発で今とてもやりがいを感じています。今後、もっとほかの分野での仕事も経験し、幅広い知識を身につけ、将来はこの世の中にまだない新しい製品や事業を提案し、それを実現して行きたいと思っています。

 常にアンテナを張り、さまざまな知識を吸収すること、そしてさまざまなことに疑問を持って考えるようにしてします。現在の仕事に直接関係のない情報にも積極的に触れ、少しでも興味を持ったことに関しては貪欲に学ぶように意識しています。それらの得た多くの情報、知識の中から新しいことを提案できるヒントが数多く隠されていると思います。

大学院時代は、マイクロ流体デバイスを用いた研究をしていました。住ベではプラスチックで培った技術を生かし、マイクロチップの作製技術を有していますので、興味を持ち自分の専門知識を生かせると考えて入社を決意しました。現在は異分野の研究をしておりますが、大学院時代の経験は今でも役に立っています。
若手、ベテラン関係なく、自由に自分の意見を言い合える職場風土です。若手であっても、自分でアイディアを提示し主体的に研究を進めることができるのは、大きな自慢だと思います。
若手のうちから、責任のある業務を任せられる機会が多いことが私の職場の特徴だと思います。自分で提案し積極的に動くことが好きな人には、非常に向いていると思います。