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ステークホルダーダイアログ

多様な社外パートナーとの連携で食品包装の“減装(へらそう)”に挑む

『ECOCeeeL®』は、従来品に比べて包装廃棄物を20%も軽量化できる、薄さと強度を兼ね備えた食品包装用フィルムです。その性能を生かして、さまざまな社外パートナーとともに食品の容器包装ごみを削減する“減装(へらそう)”に取り組むとともに、活動の一環として協働で「エコプロダクツ2015」に出展しました。


社外とのコラボレーションによって製品の魅力をより強くお伝えできました

私たちは、『ECOCeeeL®』を普及させることでごみを減らし、社会に貢献していきたいと考えています。その思いをともに実現するために、廃棄物の排出抑制を目指すNPO法人「ごみじゃぱん」に協賛し、ともに実証実験などの活動を続けてきました。

「エコプロダクツ」には2013年以来、毎年出展していますが、初回から「ごみじゃぱん」の学生の皆さまにはブースの説明員としてご協力いただいています。また、東京食品機械株式会社様にも、包装機械をご提供いただき、真空パックの実演を続けてきました。

「エコプロダクツ2015」では、さらに日本ハム株式会社様にもご協力いただきました。『ECOCeeeL®』の活用例として消費者の皆さまにとって身近な日本ハムの商品展示が加わり、これまでも非常に好評だった包装機械による真空包装の実演、そして「ごみじゃぱん」の学生の皆さまには、容器包装ごみを削減する“減装(へらそう)”への取り組みや減装(へらそう)商品などをご紹介いただきました。

「エコプロダクツ」は児童・生徒や学生、環境に関心の高い主婦の方など、普段のビジネスの場では直接お会いできない方々が多数来場されます。ブースにお越しいただいた皆さまに、楽しみながら容器包装に関心を持っていただけたことは大きな収穫でした。今回の展示で得られた経験を生かし、今後も社外のパートナーと連携しながら容器包装を通じて地球環境や社会への貢献を続けていきます。

    ごみの削減に貢献する薄くて強い包装用フィルムを開発

深絞り包装用フィルム ECOCeeeL R CEL の Evolution(進化)、それはECOへの道。未来のCEL 『EcoCeeeL』誕生!!

  • 新開発の深絞り包装用フィルム『ECOCeeeL®』は、さらなる薄さと強さを実現。プラスチック廃棄物およびCO2排出量を軽減。2012年からの販売で約30トンのプラスチック廃棄物を削減しました(2016年6月現在)。
住友ベークライト株式会社フィルム・シート営業本部 副本部長 兼 食品包装営業部長 田中 厚
住友ベークライト株式会社フィルム・シート営業本部 食品包装営業部 堀越 章宏

企業間の連携

日本ハム株式会社様、東京食品機械株式会社様にご協力をいただいてブースを展示したことで、素材の持つ特性や、パッケージが地球環境に果たす役割を多面的に伝えることができました。

消費者への訴求力を高めた“よい違和感”のあるブース

食品のパッケージでは、中身の安全性を確保できることが絶対です。その上で、環境性能、商品の見た目を左右する反射率や透明度など、さまざまな条件も必要です。住友ベークライトには物性特性のデータだけではわかりにくい部分の丁寧な説明や、消費者が店頭で見たときの印象まで含めた提案など、 まじめにスピーディに対応いただいていると感じます。

エコプロダクツ2015の展示では住友ベークライトから声をかけていただき、非常によい機会をいただきました。「住友ベークライトのブースなのに日本ハムの商品が置いてあるのはどうしてだろう?」という“よい違和感”で、来場者の興味を引くことができたと思います。食品パッケージについて消費者が知る機会はあまりありませんから、よいきっかけづくりになりました。

 私たち食品メーカーは「包装重量をもっと軽くしたい」と願いますが、技術的な限界点もあろうかと思います。そういった部分も住友ベークライトと共有しながら、より深い協働関係を今後も築いていければと考えています。

ECOCeeel®使用商品

  • パッケージに『ECOCeeel®』を使っている商品
日本ハム株式会社コーポレート本部 CSR 推進部 マネージャー 河﨑 律宏氏

直接生活者とふれあえる貴重な場となっています

ECOCeeel®ブース内の様子

  • ブースに包装用の機械を設置し、真空包装を実演
東京食品機械株式会社 経営管理部マーケティングチーム アネリーゼ フット氏

 私たちが扱う包装用の機械は、普段一般の方の目に触れる機会がほとんどありません。エコプロダクツ2013から継続して住友ベークライトのブースに機械を置かせていただき、小学生や主婦の方などと直接ふれあえる場を得られていることは、大きなモチベーションにつながっています。来場者の持ち物を真空包装するのはエコプロダクツならではの取り組みなのですが、子どもたちが喜びの表情で持ち帰ってくれるのがとても楽しいです。

包装用の機械はあくまで形づくるためのものであり、化学的な特性や技術は住友ベークライトなどのフィルムメーカーによるものです。真空にしたり空気の量を変えることは機械でできますが、酸素や光を遮断したり、曇らないようにするなどはフィルムの性能に左右されます。これからも、機械と包装資材の両軸で協力し合い、よりよい包装を提供できればと考えています。


「ごみじゃぱん」との連携

エコプロダクツ2015ではNPO法人「ごみじゃぱん」の学生の皆さまに住友ベークライトブースの説明員としてご協力いただきました。

企業のさまざまな環境活動を知り多くの刺激を得ました

NPO法人「ごみじゃぱん」森川 桃子氏 黒木 智史氏

展示会の様子

森川 エコプロダクツ展に参加し、さまざまな形の「エコ」を目にすることができました。会場では、今まで知らなかったこと、思いつきもしなかったことが、形になって目の前に広がっていました。
それは私にとってよい刺激となりました。私自身もまた新しい「エコ」を創り出そう、そう感じることができました。
黒木 エコプロダクツ展への参加を通して、日本中の企業が環境問題に真摯に向き合い、それぞれ違った角度から取り組んでいるということを目の当たりにしました。
CO2削減、容器包装の省量化、環境配慮評価型融資など、取り組み方は本当に多種多様。しかし、どの企業からも「地球への優しさ」という共通の思いを感じました。
今回、私たちも、微力ながらもそうした活動に参加できたことを誇りに思います。

神戸大学大学院経済学研究科の石川雅紀教授のゼミ生を中心に活動する団体。容器包装ごみの発生抑制を目指した「減装(へらそう)ショッピング」などの活動を、企業・団体等と連携しながら推進している。


たくさんの方々にブースにお越しいただきました

コメント(小6)

機械に入れたものが真空になることに、一番驚きました。ハムやソーセージの包装に使われているとお父さんから教えてもらい、こういうものでエコに取り組んでいるというのはすごいなと思いました。学校でも3Rというのを習いましたが、こういう取り組みが進めば、もっと地球が悲鳴を上げないで済むのかなと思いました。(小学6年生)

コメント(大3)

普通のフィルムに見えても薄くて破れないフィルムが作られていることを知り、そうした企業の工夫に大変興味を持ちました。住友ベークライトのブースでは、包装の仕組みが工場見学のような感覚で勉強できたこと、私と同学年のNPOの学生さんと交流できたことが、印象深かったです。(大学3年生)


数多くの来場者の皆さまからいただいたご意見や感想は、住友ベークライトにとって大きな財産です。これからも、他企業やNPO 等との連携を重ね、より環境影響の低い包装の開発・提供に生かしていきます。

『ECOCeeel®』活動の過去の取り組みについて

【2015年特集】

ごみじゃぱん、ユニーグループ・ホールディングス、日本ハムと連携し、食品包装でごみ問題の課題解決に挑戦しています。

【2014年特集】

ごみじゃぱんとともに食品包装でごみ問題へ挑む活動をご紹介します。

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